08-5月の活動レポート

■津川の狐の嫁入り行列を楽しむ会

○津川の狐の嫁入り行列を楽しむ会

・日時:2008年5月3、4日、
・場所:新潟県阿賀町津川、、松仙閣(温泉宿)
・参加者:26
・内容:①,狐の嫁入り行列の鑑賞と温泉宿を楽しむ会       
     ②、阿賀川の舟下り
<後記>
まさに「一夜の夢」・狐の嫁入り行列
 日照雨を狐の嫁入りと言います。しかし今日は朝から快晴。
新緑の山河をバスの車窓から眺め、まずは将軍杉(樹齢1400年)を見学しました。
 次はいよいよ津川町の狐の館に到着。さっそく狐のメーク(600円)に挑戦です。最初は拒んでいた人も、次々と狐に変身。狐に成りきってみると、人間界が味気なく見えてきます。もちろん街中は即席の狐が平然と行き交います。

 今夜のお宿は麒麟山温泉の松仙閣です。2年前から女将さんと計画してきた宿です。昼食は豪華な弁当と麒麟山の銘酒です。早めの夕食もまた超豪華。そそくさと楽しみました。
 午後6時、いよいよ狐の嫁入り行列会場に向かいます。胸が高鳴ります。街中は5万人の人間界と狐界が入り混じり、大混乱です。
午後6時に行列はスタート。やがて夕闇迫る橋の上で、出迎えの花婿の行列と出会い、そのまま河川の婚儀の会場に進みます。
 幻想と言うしか表現のしようがありません。大観衆はまるで夢か幻をみているように、眼前のドラマを、息を潜めて眺めます。
 やがて8時半頃、最後のフィナーレです。花婿と花嫁は小舟に乗り、対岸の麒麟山へと消えていきます。
 見物の大群衆は、皆無口で、麒麟山の狐火を振り返りながら、帰路につきます。一抹の寂しさを胸に抱きながら。
狐火や一夜の夢の麒麟宿

松仙閣に、お礼にとお渡しした謹呈句です。それにしても、まさに「一夜の夢」でした。まだ狐の仕草が取れません。コンコン・・・

 

■越後味噌を仕込む会

○第3回・越後味噌を仕込む会

・場所:石山味噌醤油株式会社
・日時:2008年5月17日(土) 13:00~15:30
・参加者:20名
・内容:①開講の挨拶(石山了治氏)
     ②味噌の仕込み講座(川崎6代目杜氏)
     ③蔵見学会
     ④味噌仕込み体験
     ⑤竃家でのおむすびを楽しむ

<後記>
今回で第3回目を迎える、恒例の越後の手前味噌を仕込む会です。
文化遺産に登録されている蔵に、20名が集いました。味噌だけを注文する人もかなりの数です。
今回の材料は

  1. 新潟産コシヒカリ
  2. 中条町のどっこん水
  3. 佐渡海洋深層水から作った天然塩
  4. 新潟産大豆のエンレイ
  5. そして秘伝の種味噌

     あらかじめ蒸され、ミンチ状にされた大豆に、タネ水と塩を加え混ぜ合わせ、コシヒカリの糀を混ぜ合わせます。皆さん、黙々と作業をこなします。そして最後は団子状にして、大きな木樽に投げ入れて、作業は終りです。
     オーナの名前が刻まれた看板を立てて、これから11月までゆっくり醗酵熟成させます。加温促進熟成でダシ等を添加したファストな味噌に比べたら、なんと贅沢な味噌つくりであることか。
    昨年参加した人からは、この味噌を一度食べたら、もう、市販の安い味噌は食べられないという声が聞こえています。当然ですが。
     さてさて、蔵が持つ伝統の菌が、どのような味を醸し出してくれるだろうか。実はそれが参加者の大きな楽しみとなります。
     仕込み終えたあとは、竃家で味噌おむすびのもてなしです。店長の本間女史の説明に耳を傾けながら、今年の仕込み会はお開きとなりました。
     材料を厳選したこの手前味噌。天皇家ご用達にしてもいいくらいのスーパー味噌。味噌仕込みから見えてくる、スローなつながりに感謝しながら、帰路につきました。

■なつかしき未来食(DFF)料理教室開講

○08年度・なつかしき未来食(DFF)料理教室

・場所:北陸ガス ガスホール
・日時:2008年5月10日(土) 13:00~15:30
・講師:布川ケイ氏
・参加者:12名
・内容: 以下の5品を学びました。

  1. 鯛飯
  2. ふきの胡麻和え
  3. 五月汁
  4. 豆乳の茶碗蒸し ピースあん
  5. 黒かん

<後記>
 3年目に入ったDFF教室です。12名の参加者があり、これから4回に分けて、勉強いたします。
今回の講師は管理栄養士の布川ケイ氏です。
 メニューはカロリーを極力抑えた、日本料理です。メタボ予防が考慮されています。旬の素材も上手く配置されています。
 鯛飯は鯛を一匹丸ごと使い、木の芽を散らして完成です。家族が揃うときには、威力を発揮しそうな料理です。これが抜群に美味い。
 豆乳を使った茶碗蒸しも意外性があり、新しい感覚でした。

 完成後は、冷えた吟醸酒で乾杯し、全員で会食です。これがまた楽しいひと時となります。
シンプルながらも奥の深いDFF流のご馳走でした。
次回は、7月12日(土)、中野哲也氏の洋風料理を学びます。

■手植えによる酒米の田植え体験会(然酒会主催)

○第15回・手植えによる酒米の田植え体験会

・場所:栄町の田んぼ(然酒会)
・日時:2008年5月18日(土) 9:00~15:30
・参加者:30名
・内容:①会長挨拶(渡邊荘吉氏)
     ②田植え講座(山崎氏)
     ③早苗饗を楽しむ会

<後記>
 今回で何と15回目の体験会です。快晴の山崎氏の有機栽培の田んぼには、30名が終結しました。
 常連の顔見知りも多いのが特徴です。事務局の近藤正裕氏が地味ながらコツコツと企画運営してきた賜物です。

 

 初めて参加した上布小の男子2人は、泥んこになりながら、悪戦苦闘し、最後は道路にへばり込んでいました。苗を配る人。ただただ田植えに邁進する人。皆楽しそうです。
 時間も11時を回る頃、やっと一枚の田に、酒米の五百万石を植え終わりました。参加者からは安堵の笑みがこぼれます。
 この酒米は9月ごろ収穫され、麒麟山酒造の手で、「越乃しらさぎ」という銘酒に醸されます。
 今年は5,000本(640ml)を予定しているとのこと。12月には15周年のイベントも予定されており、新酒が振舞われます。
 仕上げの早苗饗は近くの施設の体育館です。茣蓙を広げた素朴な会場です。そして近藤さん自慢の恒例の豚汁に、かがやくばかりのコシヒカリの塩むすびが並びます。
 ビールで乾杯した後は、田植え談義や自己紹介で和気あいあいの宴が進みます。ときおり明け放なされた窓から、五月の風が会場を吹き抜けます。最高のご馳走です。
 老若男女が一堂に集い、田植えでつながり、酒つくりを楽しみ、また来年に向けて準備する繋がりの連鎖のすばらしさ。
 今はもう消失してしまった、仲間の互助組織「結」を彷彿させるような、どこかなつかしい然酒会の取り組みに参加して、まだまだ日本も捨てたものではないなあ。と一抹の喜びを胸に、会場を後にしました。次回は6月15日の草取りとじゃがいも掘りです。
もちろん参加します。

  

当学会は出前食育講座をボランティアいたします。
ご依頼やお問い合わせは下記まで。

〒951-8067  新潟市中央区本町通七番町 石山味噌醤油(株)内
「スローフード・にいがた」事務局宛    電話:025-228-9462